渡邉幸二さん、髙橋優子さん

　渡邉幸二さんと、髙橋優子さんです。
　　（20１４年１１月１日挙式）

今日の雨は、午後になっても、一時激しく降りながら、降り続いていました。
気温は上がらないのに、蒸しました。
今日の最高気温は、２４.１℃（午前０時３分）で、最低気温は、２０.９℃（真夜中の１２時）。
つまり、温度差３.２℃と、気温にあまり変化のない日でした。
午後４時過ぎ、それでもアンナガーデンに、人が集まっていました。
管理棟入口脇のベンチで、もう２時間話し込んでいるカップルもいました。
そんな状況の中、１組のカップルがゆっくり、人がいるのを確かめるように入って来ました。
去年挙式したお二人でした。

「聖アンナ教会がなくなるんじゃないかと心配で、来てみました」。
閉館のニュースが広がるにつれ、挙式した方々、これから挙式を希望する方、
聖アンナ教会で色々な思い出をお持ちな方など、
それぞれの関わりを持ちながら、沢山の方が聖アンナ教会を訪問下さっています。
お二人も、そうした聖アンナ教会への強い思いをお持ちでした。
挙式当日雨で、正面階段を下りられなかったお二人、
今日改めて脇階段を見ると、意外に広かったんだねと話し、
ブーケトスを管理棟の室内で行うと、
髙橋さんが投げたブーケが、間接照明カバーに入ってしまい、
受け取ろうとする人に届かなかったと、色々な思い出を話されました。

聖アンナ教会に、沢山の方々の色々な熱い思いが、一杯残されています。
私は、それら一つ一つの思いを大切にしながら、大事に守って行きたいと思います。
教会が、これからどういう形で残るのか分かりませんが、必ず良い方法が示されるはずです。
お二人には、まだお子様はおられませんが、
将来、家族が増えられた時は、ぜひまたお出で下さいと話しました。
聖アンナ教会は、そのために建てられ、またそういう人たちのために存在していくと思っています。

　　
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