タカハシカオリの世界(その1)
2015-03-26(Thu)
3月4日にご案内した、タカハシカオリ作、「ぼくのおとうさんのはなし」が、
福島市子どもの夢を育む施設こむこむ館で、21日から始まった。
去年11月、聖アンナ教会で撮影されたフィギュアが展示されると聞いて、
私は、この日を楽しみに待っていた。
会場に行くと、限定20名だったが、ワークショップが行われており、
タカハシ氏は、忙しそうに、動き回っていた。
実際にフィギュアを作り、見るだけでなく、実物に触れられるのは、貴重な体験だ。
だから、子供だけでなく、大人も参加していた。
3月4日に掲載した、タカハシカオリ作品展のご案内
私は、こうしたフィギュアに興味を持っているかといえば、そうではない。
手のひらサイズの小さなフィギュアから、色々なドラマが生まれる、
タカハシカオリ氏のフィギュアだからこそ、興味を持たされた。
さらに、こうした特殊と思えるキャラクターを制作する、
タカハシカオリ氏とは、どんな方かと、関心を持った。
最近、アニメのキャラクターやCMに用いられるものなど、フィギュアに人気が高まっている。
少し古いものや、希少価値のあるものなどには、値段の高いものもあるという。
でも、タカハシ氏の作品は、それらとは異なるように思える。
可愛いとか、きれいとか言って、誰もが欲しがるものでもない。
どうして、動物の顔をした人間の姿なのか、不思議な世界に引き込まれる。
私は、タカハシ氏が予定のスケジュールを終えてから、質問した。
答えは、簡単だった。
「人って、よく動物に例えられることがあるでしょう。
モデルがいるわけではないけど、人を動物にイメージして、作品を作っているだけ」。
そこに、その動物の特徴とか、性格は関係がなかった。
タカハシ氏の持つイメージを、単純に動物に置き換える、それだけに思えた。
私たちは、何かを作る時、形、色、状況、時間、また、大きさ、材料と、多岐にわたる要素がある。
でも、何よりも大事なのは、どう作るかというイメージだ。
さらに商業ベースに乗せることを考えると、一般受けを狙うことも考えるだろう。
色々な要素から探るのだが、ますます、分からなくなる。
タカハシ氏を撮影させて頂いた。
正直、タカハシ氏の顔をじっくり拝見するのは、初めてだ。
11月の時は、最初、女性カメラマンだと思っていた。
実に、可愛い、普通の女性で、その顔に、何かの動物をイメージすることはできない。
「タカハシカオリの世界」を知るヒントは、どこにあるのか。
私は、大事なことを忘れていることに、気付いた。
今回のフィギュアのテーマは、「ぼくのおとうさんのはなし」だった。
100枚のパネルの画像、それはタカハシ氏の作品で、タカハシ氏が撮影したものだが、
そこに、ストーリーがあり、生きたフィギュアがある。
私は、それを見ないで、自問自答していた。
今回、タカハシ氏を追うあまり、そのストーリーを見る余裕がなかった。
もう1度展示会場に行き、そのストーリーから、タカハシカオリの世界を追求しようと思う。
聖アンナ教会結婚式のイメージ!!
福島市子どもの夢を育む施設こむこむ館で、21日から始まった。
去年11月、聖アンナ教会で撮影されたフィギュアが展示されると聞いて、
私は、この日を楽しみに待っていた。
会場に行くと、限定20名だったが、ワークショップが行われており、
タカハシ氏は、忙しそうに、動き回っていた。
実際にフィギュアを作り、見るだけでなく、実物に触れられるのは、貴重な体験だ。
だから、子供だけでなく、大人も参加していた。
3月4日に掲載した、タカハシカオリ作品展のご案内
私は、こうしたフィギュアに興味を持っているかといえば、そうではない。
手のひらサイズの小さなフィギュアから、色々なドラマが生まれる、
タカハシカオリ氏のフィギュアだからこそ、興味を持たされた。
さらに、こうした特殊と思えるキャラクターを制作する、
タカハシカオリ氏とは、どんな方かと、関心を持った。
最近、アニメのキャラクターやCMに用いられるものなど、フィギュアに人気が高まっている。
少し古いものや、希少価値のあるものなどには、値段の高いものもあるという。
でも、タカハシ氏の作品は、それらとは異なるように思える。
可愛いとか、きれいとか言って、誰もが欲しがるものでもない。
どうして、動物の顔をした人間の姿なのか、不思議な世界に引き込まれる。
私は、タカハシ氏が予定のスケジュールを終えてから、質問した。
答えは、簡単だった。
「人って、よく動物に例えられることがあるでしょう。
モデルがいるわけではないけど、人を動物にイメージして、作品を作っているだけ」。
そこに、その動物の特徴とか、性格は関係がなかった。
タカハシ氏の持つイメージを、単純に動物に置き換える、それだけに思えた。
私たちは、何かを作る時、形、色、状況、時間、また、大きさ、材料と、多岐にわたる要素がある。
でも、何よりも大事なのは、どう作るかというイメージだ。
さらに商業ベースに乗せることを考えると、一般受けを狙うことも考えるだろう。
色々な要素から探るのだが、ますます、分からなくなる。
タカハシ氏を撮影させて頂いた。
正直、タカハシ氏の顔をじっくり拝見するのは、初めてだ。
11月の時は、最初、女性カメラマンだと思っていた。
実に、可愛い、普通の女性で、その顔に、何かの動物をイメージすることはできない。
「タカハシカオリの世界」を知るヒントは、どこにあるのか。
私は、大事なことを忘れていることに、気付いた。
今回のフィギュアのテーマは、「ぼくのおとうさんのはなし」だった。
100枚のパネルの画像、それはタカハシ氏の作品で、タカハシ氏が撮影したものだが、
そこに、ストーリーがあり、生きたフィギュアがある。
私は、それを見ないで、自問自答していた。
今回、タカハシ氏を追うあまり、そのストーリーを見る余裕がなかった。
もう1度展示会場に行き、そのストーリーから、タカハシカオリの世界を追求しようと思う。

