三春での写真展に行く

2014-12-28(Sun)
今年3月11日、午後2時46分の震災の起きた時間、
私と家内は、福島県相馬郡新地町埒崎の、磯山ときわ旅館跡地にいた。
その時、私と同じくときわ旅館に深い関わりを持った方が、そこにいた。
ご家族とは教会を通して親しかったが、初対面だったフリーカメラマンの、橋本直樹氏だ。
その橋本氏が、12月23日から28日まで、実家のある三春で、写真展を開くという記事が、
12月21日の、福島民報に掲載された。
12月23日は、天皇誕生日の祝祭日で、教会は休みでなかったが、
時間を頂いて、その写真展に出かけた。

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新聞記事によると、橋本氏は、被災地の記録30万枚も撮り続け、
現在愛媛と福島を往復する2重生活をし、震災と原発事故の風化を防ごうと写真展を開き活動している。
私は、どんな画像を掲示し、何を語るのか、強い関心を持った。

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写真展の会場は、三つの中学校が統廃合し、廃校となった、旧桜中学校の音楽室。
その日は、朝から雪降りで、寒かった。
三春にも雪が降り、福島に負けないほど、寒かった。
現在校舎は、町の交流センターとして利用、建物の大きさに比べ、人はまばらでこれまた寒かった。
その中で、橋本氏は、熱く語りかけていた。

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話を聞くと、意外に穏やかな内容だった。
震災被害の写真は、机の上に、自由に見られるように配置し、
壁には、美しい自然、動物の写真が張られていた。
話の中で強調されたことは、橋本氏が海外で、また実際に自然に向き合って強く感じて来た、
自然の大切さ、美しさ、みんなで守るべきものについて、だった。
決して、誰かを、何かを非難するのでなく、
私たち人間にとって大切なことは、この自然や宇宙と調和を保ちながら、共に生きていくこと、だった。

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旧桜中は、コンクリート打ちっぱなしの斬新で立派な校舎だ。
それがどう利用されていくのか、管理者に聞くと、
来年からエバンゲリオンのアニメ製作会社GAINAXが入り、活気づくとのこと。
福島に、様々な分野、業種が入って来て、人が動く、物が動く。
それらが、復興を実現させる、熱い血潮の心臓となり、さらにまた、より力強く動いていく。
橋本氏の話と、旧桜中の話を聞き、自分の中に、燃えるものを感じ熱くなった。

   橋本直樹氏のFacebook

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プロフィール

司祭 ヨハネ 橋本光明

Author:司祭 ヨハネ 橋本光明
 Rev.John M.Hashimoto
福島県福島市にある吾妻高原聖アンナ教会の牧師・司祭。
出身地は、福島県いわき市平。
1947年(昭和22年)3月生。
日本聖公会仙台基督教会(宮城県)、鶴岡聖公会(山形県)、米沢聖ヨハネ教会(山形県)、二本松聖マリヤ教会(福島県)、福島聖ステパノ教会(福島県)の牧師および管理牧師、福島聖愛幼稚園の園長として勤務。
挙式組数が、3000組を超え、朝、夕の祈りに、挙式者を覚え、ご家族のご健康と、幸せを祈る毎日です。
モットーは、キリストが、十字架の死を通して、自己犠牲と無償の愛を示された。その愛を、自らも実践し、キリストの愛を、一人でも多くの人に伝えたい。

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