野の花

2014-08-11(Mon)
8月3日に発生した台風11号は、中心気圧915ヘクトパスカルとなり、「猛烈な台風」となった。
7日午後に沖縄県の南大東島に接近し、時速15キロ程度のゆっくりした速度で日本本土に近づき、
西日本の広範囲が大雨となり、三重県では9日午後5時20分に大雨の特別警報が発表された。
10日、高知県安芸市付近に上陸すると、一気に日本海まで抜けて行き、
今日午前9時ころ、北海道の西で、温帯低気圧に変わった。
農家、特にモモ、リンゴ、ナシの果樹生産に被害が出ないか心配したが、まずは、一安心。

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台風一過のお陰か、今朝は朝から晴れ、心地よい風が吹いていた。
7月28日の梅雨明け宣言から、最高37℃となる程、猛暑が続いたが、
8月6日から、台風の影響か雨ふりが続き、8日から30℃以下と気温が下がり、肌寒い日もあった。

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暑さと雨ふりで気付かなかったが、玄関下の目立たない場所に、紫の花が咲いているのを見つけた。
根本から花のてっぺんまで、僅か4cm足らずの小さな花。
それでいて、久しぶりの日の光に、眩しく輝いていた。
カメラで写し画像を見ると、こんなにも美しい花があったのかと、さらに感動させられた。

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キリストが教えた、野の花とは、こういう花のことだったのだろうか。
咲く場所、咲く時期、咲く大きさ、どの点を見ても、見劣りするのだが、
じっくりその花を見つめると、その花の個性、主張、美しさ、存在感が、ひしひしと伝わってくる。

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気付かれずに踏まれ、見捨てられ、記憶にも残らない、野の花。
誰が植えたかも知られず、時に名前さえ植物学者でない限り出てこない。
それは、まるで、私そのもの。
私も、生きている、そして、生かされている。
誰からも認められず、必要とされず、人の記憶に残らない存在であったとしても、生きている。
だから、今ある命に感謝し、明日はどうなるか分からない命でも、明日があるのなら、生きて行く。
希望と勇気を持ち、一瞬、一瞬を大切に、今を生きて行く。
野の花の、いじらしくも、その生きる強さに、自分自身とを重ね見て、明日を信じられる気がした。

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プロフィール

司祭 ヨハネ 橋本光明

Author:司祭 ヨハネ 橋本光明
 Rev.John M.Hashimoto
福島県福島市にある吾妻高原聖アンナ教会の牧師・司祭。
出身地は、福島県いわき市平。
1947年(昭和22年)3月生。
日本聖公会仙台基督教会(宮城県)、鶴岡聖公会(山形県)、米沢聖ヨハネ教会(山形県)、二本松聖マリヤ教会(福島県)、福島聖ステパノ教会(福島県)の牧師および管理牧師、福島聖愛幼稚園の園長として勤務。
挙式組数が、3000組を超え、朝、夕の祈りに、挙式者を覚え、ご家族のご健康と、幸せを祈る毎日です。
モットーは、キリストが、十字架の死を通して、自己犠牲と無償の愛を示された。その愛を、自らも実践し、キリストの愛を、一人でも多くの人に伝えたい。

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