弁天山のサクラと、野の花たち

2014-04-14(Mon)
今日は、朝から、よい天気に恵まれた。
明け方、最低気温の2.3℃(午前5時42分現在)と冷えたものの、
昼過ぎ、最高気温の19.9℃(午後2時40分現在)と暖かくなったので、
弁当を持って、近くの弁天山公園に行った。

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弁天山のサクラは、満開だった。
花見山のように沢山の観光客が来るわけではないから、静かに、サクラの花を愛でることが出来る。
今日は、介護センターのワゴン車が数台来て、お年寄りを10名程、案内していたほか、
昼休み、散策に来る人が、数名いたくらいだった。

弁天山 (福島市) 引用:ウィキペディア
弁天山(べんてんやま)は、福島県福島市渡利にあり、阿武隈高地に位置する標高142メートルの山。
阿武隈川のすぐ東側に位置する。かつて、「山椒大夫」の安寿と厨子王が住んでいたと言われる椿舘跡があることから椿山とも呼ばれたり、旧字体の漢字を使い表記されるときもある。南側の斜面、旧国道114号沿いには1925年(大正14年)に渡利浄水場が設置され、山麓には配水池やポンプ等の設備があり福島市の水がめとして働いてきたが、摺上川ダム供用に伴い2007年3月18日に廃止された。ふもとには国道4号福島南バイパスが通り、この山の名を冠した弁天橋が阿武隈川を渡る。渡利弁天山交差点で旧国道114号が分岐している。
展望台一帯などが弁天山公園として整備された。園内は芝生広場やあづまや、ベンチや遊歩道が整備されている。展望台も設置されており、福島市街地が一望できる。駐車場は3か所整備されている。

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弁当を食べた後、のんびり散歩しながら、サクラの花を見て回った。
南側斜面から眺めれば、阿武隈川の流れと、福島市街の黒岩、桜台地区が見える。
展望台に上り、北側を見れば、県庁、駅前、信夫山が見える。
8月の灯篭流しに花火が上がり、ここからの光景は最高で、特等席だった。

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サクラの花が輝いて見え、視線は、上ばかり向いていた。
そのとき家内が、「見て!見て!」と、足元を指さしながら、興奮している。
そこに、カタクリの花が、可憐に咲いていた。

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カタクリの花は、いつも、小倉寺の大蔵寺に見に行っていた。
何度も、弁天山に来ていたが、カタクリの花を見つけたのは、初めてだった。
花に誘われ、北斜面の小道を下りて行くと、カタクリの花が、一面に埋め尽くされていた。

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すると、また、家内が叫んでいる。
「こっちに来て!こっちにも、いろんな花が、一杯咲いているよ!」
カタクリが咲いていた斜面を、道に沿ってさらに下りて行った。
あまり日が射さず、涼しげな感じの場所だった。

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青紫の小さな花の集まりが、ここかしこに、咲いていた。
時折、風に揺れると、小さな花たちが、まるで、楽しくお喋りしているみたいだった。
その時、この花の名前は、まだ知らなかった。
ヤマエンゴサク、この花の名前だ。
家に帰って、家内がネットで調べてくれた。

ヤマエンゴサク 引用:ウィキペディア
ヤマエンゴサク(山延胡索、学名:Corydalis lineariloba )は、ケマンソウ科キケマン属の多年草。
本州、四国、九州に分布し、山野の湿った林内、林縁部に生える。高さは10-20cm。葉は楕円形の小葉3枚からなるが稀に細長いのもみられる。花期は4-5月で、茎の上部に総状花序の濃い青紫色または紅紫色の花を咲かせる。エゾエンゴサクと分布域を同じくする地域がある。花の下の苞が長楕円形であるのがエゾエンゴサクで、花の下の苞が切れ込むのがヤマエンゴサク。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなり、その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。

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次に見た花も、初めてだった。
名前はもちろん分からず、こんな花もあるのかと、不思議な印象だった。
この花についても、家内が調べた。
何でもそうだが、分からないことを色々調べると、さらに興味がそそられ、もっともっと知りたくなる。
そして、名前だけでも分かると、まるで友人が出来たかのように、嬉しくなる。

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その名は、エンレイソウ。

エンレイソウ 引用:ウィキペディア
エンレイソウ(延齢草、Trillium smallii )は、ユリ科エンレイソウ属の多年草。別名、タチアオイ。
太く短い根茎から、高さ20-50cmの茎が一本伸び、その先端に3枚の葉を輪生する。葉は葉柄を持たず、茎から直接生ずる。葉の形状は丸みを帯びたひし形で、直径は10-20cm。花期は4-6月。3枚の葉の中心から短い花柄が伸び、小さな花をつける。花は花弁を持たず3枚の緑色または濃紫色のがく片を持ち、横向きに咲く。
日本では、北海道、本州、四国、九州に分布し、低地や山林のやや湿った場所に生える。東アジアでは、サハリン(樺太)、南千島に分布する。

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最後に見たのは、白い小さな花たちだった。
まるで、天使が集まっているかと思うほど、純真で、清らかだった。
この花については、家内が知っていた。
ニリンソウ。

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二輪、そろって咲いているのは少なかったが、つぼみがそれぞれに付いていて、その雰囲気は感じた。

ニリンソウ 引用:ウィキペディア
ニリンソウ(二輪草、学名:Anemone flaccida)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
春山を代表する花のひとつ。深く裂けた根生葉を持つ。茎に3枚が輪生する葉には、サンリンソウのような柄はない。3-6月に、白い萼片を持つ直径約2 cmの花をつける。多くは1本の茎から特徴的に2輪ずつ花茎が伸び、和名の由来となっている。まれに1輪や3輪のものもある。根茎で増えるため、群落を作ることが多い。別名が、「フクベラ・ガショウソウ」。
東アジア(樺太、朝鮮、中国(北部・東北地方)、ウスリー地方、日本)に分布する。日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、主に湿潤な山地の林床や周辺部に生育する。

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サクラを見に来て、弁天山の豊かな自然に圧倒された一日となった。
市街地に近く、ほとんど住宅地になる、このエリア。
多くの人に知って欲しい気持ちと、荒らされず大事に守っていきたい気持が重なり、
何度も、後ろを振り向きながら、帰って来た。

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プロフィール

司祭 ヨハネ 橋本光明

Author:司祭 ヨハネ 橋本光明
 Rev.John M.Hashimoto
福島県福島市にある吾妻高原聖アンナ教会の牧師・司祭。
出身地は、福島県いわき市平。
1947年(昭和22年)3月生。
日本聖公会仙台基督教会(宮城県)、鶴岡聖公会(山形県)、米沢聖ヨハネ教会(山形県)、二本松聖マリヤ教会(福島県)、福島聖ステパノ教会(福島県)の牧師および管理牧師、福島聖愛幼稚園の園長として勤務。
挙式組数が、3000組を超え、朝、夕の祈りに、挙式者を覚え、ご家族のご健康と、幸せを祈る毎日です。
モットーは、キリストが、十字架の死を通して、自己犠牲と無償の愛を示された。その愛を、自らも実践し、キリストの愛を、一人でも多くの人に伝えたい。

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