アンナガーデン、雪に埋まる!!
2014-02-16(Sun)
それは、2月14日(金)から始まった。
寒い朝だった。
午前6時34分現在で、-4.8℃。
九州から関東にかけて、南岸低気圧が近づいていた。
そこに、この寒気が北から流れ込み、ニュースは、大雪警報を出していた。
でも、福島は、曇っていたが、雪の降る気配は、全くなかった。
家内は、男子フィギュアスケートの、羽生 結弦(はにゅう ゆずる)選手が、
ショートプログラムで、最高の100点を取ったと、興奮気味だった。
ところが、14日、午後4時ころから、雪がちらつき始めた。
でも、それは、冬、よくあることと、心配しなかった。
そして、迎えた15日(土)、朝、5時20分に起きると、外は、雪国だった。
アメダスで確認すると、福島市はもう、20cmの積雪。
家内は、今度は、羽生選手が金メダルを取ったと、さらに興奮していた。
出勤途中も、教会に着いても、雪は、降り続けていた。
午前10時、福島市の積雪は、もう、39㎝になった。
掲載している画像は、その時間、午前10時43分から10時51分に撮影した。
館長は、昼前、土湯温泉に出かけ、雪の量に驚いて帰って来た。
雪が降り止まないので、車を出し易くするため、教会入り口に移動することにした。
ところが、四輪駆動の、私の車は、3m動いたが、雪に埋もれ動かなくなった。
すぐ、保険会社のレスキューに連絡。
でも、この雪で、沢山の救援要請が来ているので、何時に行けるか分からないと言う。
教会の車がお世話になっている、整備会社、タクシー会社、
私の知っている、車関係の会社、全てに連絡したが、
どこも、要請が多く、対応できないと、同じ返事。
館長と私は、教会に泊まる覚悟を決めた。
午後4時現在、福島市の積雪は、54㎝と発表されたが、
アンナガーデンの積雪は、腰までの高さがあり、60㎝を超えていた。
今日は無理でも、明日以降、この雪から脱出できる方法があるだろうか。
私は、何かヒントがないか、手帳を見ていると、以前、除雪をお願いした建設会社の電話番号があった。
私は、諦めかけていた気持ちを奮い立たせ、駄目もとで、電話した。
返事は、やはり、無理だった。
しつこくお願いすると、時間は約束できないが、明日道をつけるくらいなら出動するとの確約を得た。
この時、初めて、家に帰れる可能性を感じ、嬉しくなった。
すぐ、息子に連絡し事情を話すと、迎えに来てくれ、館長と私を家まで送ってくれた。
家に帰るまで、何回も、動けない車に遭遇し、道路は渋滞した。
息子はスコップで雪を除け、その都度、みんなで協力し、雪から車を脱出させながら帰宅した。
雪に埋もれた話は、アンナガーデン内、全ての店舗で、共通していた。
いや、全国の、この大雪に被災した、全てのエリアがそうだった。
動けない車が続出し、みんな相乗りして帰った。
16日(日)、午後5時35分、大型の除雪機が、アンナガーデンに到着し、除雪が始まった。
雨が降って重くなり、その後凍りついた雪原を、一気に道路わきに押し寄せ、道が出来た。
午後6時40分除雪が終わり、館長と私は、やっと、自分の車で帰宅できた。
私は、雪が好きだが、こんなに降られると、その気持ちは、萎縮させられる。
この大雪で犠牲者が出ている。
物流が止まり、生活に支障も出ている。
道路は閉鎖され、列車が運休し、コンビニの商品棚は、空っぽだ。
一日も早く、元の生活に戻れることを、祈るばかりだ。

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寒い朝だった。
午前6時34分現在で、-4.8℃。
九州から関東にかけて、南岸低気圧が近づいていた。
そこに、この寒気が北から流れ込み、ニュースは、大雪警報を出していた。
でも、福島は、曇っていたが、雪の降る気配は、全くなかった。
家内は、男子フィギュアスケートの、羽生 結弦(はにゅう ゆずる)選手が、
ショートプログラムで、最高の100点を取ったと、興奮気味だった。
ところが、14日、午後4時ころから、雪がちらつき始めた。
でも、それは、冬、よくあることと、心配しなかった。
そして、迎えた15日(土)、朝、5時20分に起きると、外は、雪国だった。
アメダスで確認すると、福島市はもう、20cmの積雪。
家内は、今度は、羽生選手が金メダルを取ったと、さらに興奮していた。
出勤途中も、教会に着いても、雪は、降り続けていた。
午前10時、福島市の積雪は、もう、39㎝になった。
掲載している画像は、その時間、午前10時43分から10時51分に撮影した。
館長は、昼前、土湯温泉に出かけ、雪の量に驚いて帰って来た。
雪が降り止まないので、車を出し易くするため、教会入り口に移動することにした。
ところが、四輪駆動の、私の車は、3m動いたが、雪に埋もれ動かなくなった。
すぐ、保険会社のレスキューに連絡。
でも、この雪で、沢山の救援要請が来ているので、何時に行けるか分からないと言う。
教会の車がお世話になっている、整備会社、タクシー会社、
私の知っている、車関係の会社、全てに連絡したが、
どこも、要請が多く、対応できないと、同じ返事。
館長と私は、教会に泊まる覚悟を決めた。
午後4時現在、福島市の積雪は、54㎝と発表されたが、
アンナガーデンの積雪は、腰までの高さがあり、60㎝を超えていた。
今日は無理でも、明日以降、この雪から脱出できる方法があるだろうか。
私は、何かヒントがないか、手帳を見ていると、以前、除雪をお願いした建設会社の電話番号があった。
私は、諦めかけていた気持ちを奮い立たせ、駄目もとで、電話した。
返事は、やはり、無理だった。
しつこくお願いすると、時間は約束できないが、明日道をつけるくらいなら出動するとの確約を得た。
この時、初めて、家に帰れる可能性を感じ、嬉しくなった。
すぐ、息子に連絡し事情を話すと、迎えに来てくれ、館長と私を家まで送ってくれた。
家に帰るまで、何回も、動けない車に遭遇し、道路は渋滞した。
息子はスコップで雪を除け、その都度、みんなで協力し、雪から車を脱出させながら帰宅した。
雪に埋もれた話は、アンナガーデン内、全ての店舗で、共通していた。
いや、全国の、この大雪に被災した、全てのエリアがそうだった。
動けない車が続出し、みんな相乗りして帰った。
16日(日)、午後5時35分、大型の除雪機が、アンナガーデンに到着し、除雪が始まった。
雨が降って重くなり、その後凍りついた雪原を、一気に道路わきに押し寄せ、道が出来た。
午後6時40分除雪が終わり、館長と私は、やっと、自分の車で帰宅できた。
私は、雪が好きだが、こんなに降られると、その気持ちは、萎縮させられる。
この大雪で犠牲者が出ている。
物流が止まり、生活に支障も出ている。
道路は閉鎖され、列車が運休し、コンビニの商品棚は、空っぽだ。
一日も早く、元の生活に戻れることを、祈るばかりだ。


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