聖アンナ祭と、梅雨明け
2012-07-26(Thu)
仙台管区気象台は今日、東北北部を含む東北地方が梅雨明けしたとみられると発表した。
福島の梅雨明けは平年より1日遅く、昨年に比べ17日遅い。
気温も上がり、福島市の最高気温は、33.5度にもなった。
梅雨が明けたこの日、アンナガーデン主催の、聖アンナ祭が、午後7時30分から、聖アンナ教会を会場に行われた。聖アンナ祭は、聖アンナ様の誕生日7月26日に毎年開かれ、今年で、18回目を迎えた。
聖アンナ様は、主キリストを出産した聖マリアの、お母様である。
グラスキャンドルを階段に灯し、その光で導くように、聖歌隊にエスコートされた聖アンナ様をお迎えした。
そして、聖アンナ様からのメッセージを頂き、また聖アンナ様の生き方に学び、牧師はその趣旨に沿ったメッセージを伝えた。
最後に、当時の食事を思い浮かべながら、聖アンナ様からパンとブドウ酒(実際は、生ブドウ液)を頂き、聖アンナ様からフラワーシャワーで祝福を受けた。
小一時間であるが、毎年アンナガーデンのオーナーを中心に集まり、家庭の幸せを神に感謝し、健康と仕事に、豊かなお恵みを求め、全員で祈った。
今年の牧師からのメッセージは、7月23日、朝日新聞朝刊一面に載った記事、筑波大教授・社会学者 土井隆義さんが書かれた「いじめられている君へ 友達づくり苦手でいい」を読み、話を始めた。
朝日新聞 「いじめられている君へ 友達づくり苦手でいい」
各新聞には、大津のいじめ事件から、様々な専門家の意見が載せられている。
土井さんの話もその流れからだが、もし耐えがたい、辛い境遇があるなら、そこから逃げることを勧めている。
日本は島国であり、自分の置かれている集団から逃れることは、不可能に近い。
しかし、それは、死を選ぶよりも、より賢い決断である。
学校であろうと、職場であろうと、また密接な隣組であろうと、逃れることで解決できる道を知るべきである。
イエス・キリストも、誕生後、当時のユダヤの王、ヘロデによって、命が狙われた。
父ヨセフは、天使の声を聞き、家族とともに、エジプトに逃れた。
聖アンナ様も、一緒について行ったに違いない。
逃げるという言葉に、違和感があるかもしれないが、それも、一つの生きる道である。
日本は今、去年3月の震災と津波、それに原発事故、さらに自然災害により、多くの人が避難している。
こんなにも、避難することが、自分にとって、身近な出来事と感じたことはない。
どんな状況におかれても、逃げる場所を持つことは、大切なことである。
結婚した人が、実家に帰ってホッとすることがあるように、今を大切に生きる人にとって、
逃れる場所を持っていることほど、強い味方はない。
聖書の詩篇62編に、「神はわが力の岩、わが避け所である」とある。
「避け所」を持つこと、私たちは、真剣に考えなければならない。

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福島の梅雨明けは平年より1日遅く、昨年に比べ17日遅い。
気温も上がり、福島市の最高気温は、33.5度にもなった。
梅雨が明けたこの日、アンナガーデン主催の、聖アンナ祭が、午後7時30分から、聖アンナ教会を会場に行われた。聖アンナ祭は、聖アンナ様の誕生日7月26日に毎年開かれ、今年で、18回目を迎えた。
聖アンナ様は、主キリストを出産した聖マリアの、お母様である。
グラスキャンドルを階段に灯し、その光で導くように、聖歌隊にエスコートされた聖アンナ様をお迎えした。
そして、聖アンナ様からのメッセージを頂き、また聖アンナ様の生き方に学び、牧師はその趣旨に沿ったメッセージを伝えた。
最後に、当時の食事を思い浮かべながら、聖アンナ様からパンとブドウ酒(実際は、生ブドウ液)を頂き、聖アンナ様からフラワーシャワーで祝福を受けた。
小一時間であるが、毎年アンナガーデンのオーナーを中心に集まり、家庭の幸せを神に感謝し、健康と仕事に、豊かなお恵みを求め、全員で祈った。
今年の牧師からのメッセージは、7月23日、朝日新聞朝刊一面に載った記事、筑波大教授・社会学者 土井隆義さんが書かれた「いじめられている君へ 友達づくり苦手でいい」を読み、話を始めた。
朝日新聞 「いじめられている君へ 友達づくり苦手でいい」
各新聞には、大津のいじめ事件から、様々な専門家の意見が載せられている。
土井さんの話もその流れからだが、もし耐えがたい、辛い境遇があるなら、そこから逃げることを勧めている。
日本は島国であり、自分の置かれている集団から逃れることは、不可能に近い。
しかし、それは、死を選ぶよりも、より賢い決断である。
学校であろうと、職場であろうと、また密接な隣組であろうと、逃れることで解決できる道を知るべきである。
イエス・キリストも、誕生後、当時のユダヤの王、ヘロデによって、命が狙われた。
父ヨセフは、天使の声を聞き、家族とともに、エジプトに逃れた。
聖アンナ様も、一緒について行ったに違いない。
逃げるという言葉に、違和感があるかもしれないが、それも、一つの生きる道である。
日本は今、去年3月の震災と津波、それに原発事故、さらに自然災害により、多くの人が避難している。
こんなにも、避難することが、自分にとって、身近な出来事と感じたことはない。
どんな状況におかれても、逃げる場所を持つことは、大切なことである。
結婚した人が、実家に帰ってホッとすることがあるように、今を大切に生きる人にとって、
逃れる場所を持っていることほど、強い味方はない。
聖書の詩篇62編に、「神はわが力の岩、わが避け所である」とある。
「避け所」を持つこと、私たちは、真剣に考えなければならない。


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