第一回 兄弟こけし展 西田記念館

2012-03-17(Sat)
アンナガーデンにある、「源郷のこけし群 西田記念館」で、
第一回 兄弟こけし展」が開催されている。

兄弟でこけしを作る工人たちの作品を古品から現代まで55組紹介しています。
兄弟工人の多くは父のもと木地修行を行い、同じ環境のもと同じ伝統を受け継いでいます。
しかし、工人たちは伝統の中にも自分達の個性を発揮し、時代と共に変化してきました。
今回の企画展ではそんな兄弟工人の作品を見比べることで伝統の上の個性を味わっていただきたいと思います。
(西田記念館ホームページより掲載)

西田記念館では、年4回、様々な企画展を開催しているが、このこけし展は、第51回になり、
去年12月1日から今年4月2日まで、開催される。
義兄が、木地山系のこけしにぞっこん惚れ込んでいるので、そのこけし群に絞って紹介する。

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小椋久太郎(明治39~平成10年)の作品
師匠 小椋久四郎(父)
父久四郎生前は、父のこけしの木地下も挽いていた。
描彩を得意とし、晩年まで筆を持ちつづけた。

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小椋英二(昭和20年~)の作品
師匠 小椋留三(父)、久太郎(伯父)
昭和37年より、木地修行を始め、こけしを制作。
その後、東京で解体業を営み、社長として東京で、多忙な日々を送りながら、こけしを作る。

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小椋泰一郎(明治22~昭和26年)の作品
師匠 小椋養治(父)
泥湯、鷹の湯、小安、須川などの温泉場へ木地製品をかついで行き、湯治客へ売っていた。
菊模様が最も古い型で、井桁やヤガスリの前だれ模様は、泰一郎の創案。

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小椋啓太郎(明治30~昭和48年)の作品
師匠 小椋運治
17歳よりい木地修行を始め、漆器の塗下を専門に挽き、こけしは木地のみを余暇に挽いた。
描彩は別人で、戦前は、小野寺重一、戦後は、小野寺岩蔵と言われる。

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鈴木国蔵(明治30~昭和32年)の作品
師匠 野田久之助
17歳より能代工業講習所の野田久之助のもとで木地を修業。
独立後は、主に盆類を中心に挽き、こけしは注文に応じて作っていた。
無声映画が巡回すると、弁士も務めた。

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こけしを見ていると、その時の心理状態によって、色々な事を語りかけてくれる。
どこか懐かしさを感じさせながら、さらに、自分の幼時体験を思い出させるのか、
自分が持っている緊張感や警戒感から解き放たれ、素直になれる。
こけしたちは、私に、時空を超えて、癒しパワーを与えてくれる。


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プロフィール

司祭 ヨハネ 橋本光明

Author:司祭 ヨハネ 橋本光明
 Rev.John M.Hashimoto
福島県福島市にある吾妻高原聖アンナ教会の牧師・司祭。
出身地は、福島県いわき市平。
1947年(昭和22年)3月生。
日本聖公会仙台基督教会(宮城県)、鶴岡聖公会(山形県)、米沢聖ヨハネ教会(山形県)、二本松聖マリヤ教会(福島県)、福島聖ステパノ教会(福島県)の牧師および管理牧師、福島聖愛幼稚園の園長として勤務。
挙式組数が、3000組を超え、朝、夕の祈りに、挙式者を覚え、ご家族のご健康と、幸せを祈る毎日です。
モットーは、キリストが、十字架の死を通して、自己犠牲と無償の愛を示された。その愛を、自らも実践し、キリストの愛を、一人でも多くの人に伝えたい。

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