ハーブ・タイムの花
2011-07-15(Fri)
今日も、35度と、猛暑日が予報される朝、光を浴びて輝いている花があった。
庭の鉢に植えられた、ハーブ・タイムの花だ。
このタイムは、去年、教会の庭で繁殖した、その一部を分けて頂いた。
冬、花が終わり、葉が散ると、串のように細い幹だけが残っていたが、
今年の春、新芽が伸び、まっすぐ伸びた幹に、小さな花をつけた。
タイムは、細いが、茎ではなく、樹木なのだ。
タイムには、沢山の種類がある。
このタイムは、約4ミリほどの、小さな花をつける。
よく見ないと、気づかないほどだ。
タイム
タイム (thyme) はシソ科イブキジャコウソウ属 (Thymus) の植物の総称で、およそ350種を数える。芳香を持つ多年生植物で、丈が低く草本にみえるが、茎が木化する木本である。
樹高40センチメートルほどの小低木で、ハーブの一種として知られる。原産はヨーロッパ、北アフリカ、アジアである。多くの種がケモタイプを持つ。日本ではタチジャコウソウ(コモンタイム、T. vulgaris)のことを一般にタイムと呼ぶことが多い。
幹は一般的に細く、針金状のものもある。ほとんどの種は常緑で、4-20ミリメートルほどの卵形の葉は対をなして全体に並ぶ。花は頂部末端に集中し、萼は不均一で、上端は3つに裂け、下部はくぼんでいる。管状で長さ4-10ミリメートルの白、ピンク、または紫の花冠を持つ。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ハーブは、色々種類があり、長い歴史を通して、人間と深い関わりを持ってきた。
全てが、ヨーロッパから来たわけではなく、もともと日本にあるものも含まれる。
シソ、ニラ、ミズパ、サンショウが、そうだ。
中には、毒を持つものや、妊婦は摂取出来ないものもあるから、注意が必要だ。
ハーブの歴史と文化
その歴史は古く、ヨーロッパではキリスト教発祥以前から使われており、ヨーロッパのキリスト教以前の宗教との繋がりが深いと思われる。古代エジプトではイチジク・ブドウと合せてヤグルマギクやケシの仲間が栽培された薬草園があった。
現在でも、ハーブが庭に生い茂っている家に住む人や、ハーブに造詣が深い人を指して尊敬を込めてハーブ魔女と呼ぶ事がある。
ヨーロッパ中世を襲ったペスト(黒死病)の蔓延を救ったのも、ハーブの知識とされ、例えば、セージやマジョラム、ローズマリーなどを酢に漬けておいたものを飲んだり、身体につけるとペストの感染を防ぐとされた。現在になってからの研究によるとこれらのハーブは抗酸化性が強く、免疫力を高めることが分かっている。
中世ヨーロッパでは、ハーブなどの知識に詳しかったりハーブを魔よけ等に使う知識を持った人々が魔女狩りなどで弾圧された。キリスト教ではない宗教性と繋がりのある人々がハーブの知識などにより人々を救い、そのことにより注目された反動として、キリスト教会が後になってこれらの知恵者を弾圧したのが魔女狩りの本当の理由だと言う説がある。
ハーブの知識は、ローマから距離的に離れなおかつローマ教会(カトリック)の影響の少ないイギリスに残った。現在もイギリスではハーブガーデンを始めとしたハーブの知識が多く、1980年以降は代替医療として国家政策としても積極的に使用が推進されている。
イギリスから現在のヨーロッパやアメリカにもハーブの知識が伝わった。また、ヨーロッパのハーブの知識は、移民との接触によって北米先住民にも伝わり、北米先住民の使うハーブに、ヨーロッパを原産とするセージが含まれていることもある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

人間は、愚かであるが、それ以上に、それを乗り越える知恵がある。
日本中、放射線に恐れおののいているが、
人間は、自然に対しては、謙虚な気持ちで受け入れ、
自然の優しさの中で、この痛手を癒していかなければならない。
今、ヒマワリを植えて、少しでも放射能を抑える動きが出てきた。
人間に健全な知恵が働くならば、
放射能被害を低くする、ハーブの力が見出され、大いに活躍する日が来るかもしれない。

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庭の鉢に植えられた、ハーブ・タイムの花だ。
このタイムは、去年、教会の庭で繁殖した、その一部を分けて頂いた。
冬、花が終わり、葉が散ると、串のように細い幹だけが残っていたが、
今年の春、新芽が伸び、まっすぐ伸びた幹に、小さな花をつけた。
タイムは、細いが、茎ではなく、樹木なのだ。
タイムには、沢山の種類がある。
このタイムは、約4ミリほどの、小さな花をつける。
よく見ないと、気づかないほどだ。
タイム
タイム (thyme) はシソ科イブキジャコウソウ属 (Thymus) の植物の総称で、およそ350種を数える。芳香を持つ多年生植物で、丈が低く草本にみえるが、茎が木化する木本である。
樹高40センチメートルほどの小低木で、ハーブの一種として知られる。原産はヨーロッパ、北アフリカ、アジアである。多くの種がケモタイプを持つ。日本ではタチジャコウソウ(コモンタイム、T. vulgaris)のことを一般にタイムと呼ぶことが多い。
幹は一般的に細く、針金状のものもある。ほとんどの種は常緑で、4-20ミリメートルほどの卵形の葉は対をなして全体に並ぶ。花は頂部末端に集中し、萼は不均一で、上端は3つに裂け、下部はくぼんでいる。管状で長さ4-10ミリメートルの白、ピンク、または紫の花冠を持つ。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ハーブは、色々種類があり、長い歴史を通して、人間と深い関わりを持ってきた。
全てが、ヨーロッパから来たわけではなく、もともと日本にあるものも含まれる。
シソ、ニラ、ミズパ、サンショウが、そうだ。
中には、毒を持つものや、妊婦は摂取出来ないものもあるから、注意が必要だ。
ハーブの歴史と文化
その歴史は古く、ヨーロッパではキリスト教発祥以前から使われており、ヨーロッパのキリスト教以前の宗教との繋がりが深いと思われる。古代エジプトではイチジク・ブドウと合せてヤグルマギクやケシの仲間が栽培された薬草園があった。
現在でも、ハーブが庭に生い茂っている家に住む人や、ハーブに造詣が深い人を指して尊敬を込めてハーブ魔女と呼ぶ事がある。
ヨーロッパ中世を襲ったペスト(黒死病)の蔓延を救ったのも、ハーブの知識とされ、例えば、セージやマジョラム、ローズマリーなどを酢に漬けておいたものを飲んだり、身体につけるとペストの感染を防ぐとされた。現在になってからの研究によるとこれらのハーブは抗酸化性が強く、免疫力を高めることが分かっている。
中世ヨーロッパでは、ハーブなどの知識に詳しかったりハーブを魔よけ等に使う知識を持った人々が魔女狩りなどで弾圧された。キリスト教ではない宗教性と繋がりのある人々がハーブの知識などにより人々を救い、そのことにより注目された反動として、キリスト教会が後になってこれらの知恵者を弾圧したのが魔女狩りの本当の理由だと言う説がある。
ハーブの知識は、ローマから距離的に離れなおかつローマ教会(カトリック)の影響の少ないイギリスに残った。現在もイギリスではハーブガーデンを始めとしたハーブの知識が多く、1980年以降は代替医療として国家政策としても積極的に使用が推進されている。
イギリスから現在のヨーロッパやアメリカにもハーブの知識が伝わった。また、ヨーロッパのハーブの知識は、移民との接触によって北米先住民にも伝わり、北米先住民の使うハーブに、ヨーロッパを原産とするセージが含まれていることもある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

人間は、愚かであるが、それ以上に、それを乗り越える知恵がある。
日本中、放射線に恐れおののいているが、
人間は、自然に対しては、謙虚な気持ちで受け入れ、
自然の優しさの中で、この痛手を癒していかなければならない。
今、ヒマワリを植えて、少しでも放射能を抑える動きが出てきた。
人間に健全な知恵が働くならば、
放射能被害を低くする、ハーブの力が見出され、大いに活躍する日が来るかもしれない。


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