駄菓子屋さん、彩菓庵

2010-07-29(Thu)
今日は、久しぶりに、曇りの朝。
起きるとき、少し涼しく感じた。

午前中は、曇りだったが、午後になって、雨が降り始めた。
農家は、この雨をどんなに待っていたことか。
待ち焦がれた、恵みの雨だ。

アンナガーデンは、ひっそりとしている。
傘をさし、店舗の様子を見て回った。

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ここは、駄菓子屋さんの、彩菓庵。
アンナガーデンで開業して、もう、15年目に入った老舗。
開業当初から、東京は日暮里の問屋へ、月に何度も、直接買い付けし、繁盛した。

お客さんがいるようなので、お店を覗いてみた。

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私は、駄菓子で育った、戦後っ子。
今のような、豊富な、お菓子はなく、夏は、トマトに、よく蟻が侵入した砂糖をかけて食べたり、
トウモロコシをかじっていた。
だから、近くの駄菓子屋は、物珍しく、くじを引くゲーム性もあり、子供のたまり場だった。
当時、小遣いの5円玉を握って、自分で決めた席を占拠した。
50銭硬貨があった時代だから、今なら100円の値打ちがあっただろうか。

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東京から帰省したおじさんと、駄菓子を買いに来た女の子がいた。
予算はいくらと聞いたら、おじさんは、無制限と、大きく出た。
買い物を終えた後、女の子に、こっそり聞いたら、お買い上げは、430円だった。
今から、やりくりの出来る、女の子と見た。

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最近、駄菓子店が、あちこちに出来ているのを目にする。
スーパー、デパート、商店街、処によっては、コンビニにも駄菓子を置いている。
なぜなのか、不思議に感じていたら、駄菓子にバーコードが付いて、レジが打ちやすくなり、
どんな小さな商品も、管理しやすくなったからと、聞いた。
実際、店主の高野さんに聞いたら、今ある商品の数を、すぐ答えられない程だ。
500種類は、下らないと思える商品の数がある。

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もうひと家族が、どっと、入ってきた。
姉妹が、福島に嫁いだので、子供を連れて、鹿児島から遊びに来たとのこと。
嫁ぎ先の両親と、双方の子供、合わせて7人。
福島は、どうですかと聞いたら、福島は、空気がきれいで、素晴らしいとの答え。
なにしろ、桜島の噴煙で、年中、灰だらけだとのこと。
見た目は、いい景色でも、生活者にとっては、厄介な煙でしかないか。

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最近、10円の値打ちが、感じられない。
でも、ここでは、10円が、生きている。
10円で、堂々と買い物ができるのは、もう、駄菓子屋さんだけ、だろうか。

外の雨は、まだ止んでいなかったが、彩菓庵だけは、お祭りの、夜店のような賑やかさだった。

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プロフィール

司祭 ヨハネ 橋本光明

Author:司祭 ヨハネ 橋本光明
 Rev.John M.Hashimoto
福島県福島市にある吾妻高原聖アンナ教会の牧師・司祭。
出身地は、福島県いわき市平。
1947年(昭和22年)3月生。
日本聖公会仙台基督教会(宮城県)、鶴岡聖公会(山形県)、米沢聖ヨハネ教会(山形県)、二本松聖マリヤ教会(福島県)、福島聖ステパノ教会(福島県)の牧師および管理牧師、福島聖愛幼稚園の園長として勤務。
挙式組数が、3000組を超え、朝、夕の祈りに、挙式者を覚え、ご家族のご健康と、幸せを祈る毎日です。
モットーは、キリストが、十字架の死を通して、自己犠牲と無償の愛を示された。その愛を、自らも実践し、キリストの愛を、一人でも多くの人に伝えたい。

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