米軍、沖縄本島に上陸

2010-04-01(Thu)
1945年4月1日、米軍は本島中部の西海岸から上陸を開始しました。日本軍は水際作線を放棄、抵抗も反撃もなく、敵の上陸は無血上陸に等しいものでした。米軍は上陸3日後には、沖縄本島を南北に分断し、8日ごろから沖縄守備軍の主力を集中した本島中南部への進撃を開始します。
3月25日に予定されていた卒業式は、病院への動員で延期。29日夜、卒業式を挙行することになりました。突然の知らせに、大急ぎで式場の三角兵舎に集合しました。暗い兵舎の前面に2本のローソクがともされていました。艦砲射撃の発着音が響いてくるたびにローソクの炎が揺れました。恒例の卒業証書、教員免許状の授与もありませんでした。野田校長の訓示には、「戦場で挙行する世界に類ない卒業式である」とのお言葉がありました。式が終わるとすぐに作業に戻りました(野田校長は、このあと、ひめゆり部隊とともに沖縄戦で死亡した)。
引用:ひめゆり平和祈念資料館・ガイドブック

読谷村a
 ○ 4月1日、この美しい海のある読谷村(よみたんそん)に米軍は上陸した

4月1日、米軍の沖縄本島上陸にともない、前線から送られてくる負傷兵の数が急増し、南風原(はえばる)の壕だけでは収容が難しく、一日橋・識名・糸数に分室ができ、生徒たちが配置されました。4月26日朝、第一外科号に勤務していた佐久川米子が、壕入口で戦闘機による機銃掃射を受けて死亡しました。学徒最初の犠牲者でした。生徒たちは友人の突然の死を知って、深い悲しみに沈むとともに、前線も後方もない戦場の恐ろしさを思い知らされました。
引用:ひめゆり平和祈念資料館・ガイドブック

嘉手納米軍基地a
 ○ 現在の嘉手納米軍基地、この海から米軍は上陸してきた

米軍の上陸
4月1日、アメリカ軍は、守備陣の薄い本島中西部で、陸軍2個師団と海兵2個師団による上陸を開始した。北飛行場(読谷村よみたんそん)と中飛行場(嘉手納町かでなまち)の占領が第一目標とされた。戦力で劣る日本軍は、戦力を宜野湾以南に結集して持久作戦をとる方針であったために、これらの中西部沿岸地域にはほとんど守備兵を置いていなかった。日本軍が水際作戦を放棄したため、米軍はその日のうちに北・中飛行場を確保、4月5日までには中部(現うるま市石川周辺)の東海岸までを占領した。これにより、第32軍は沖縄本島南北に分断された。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本は、これまで、戦争に負けたことがなかった。
蒙古(蒙古襲来、1274年、1281年)が攻めてきた時も、神風によって、敵を追いやった。
地上戦は、初めての経験だった。
米軍が迫ってきた。
不利な戦況にあっても、敗戦だけは受け入れ難いものだったのか。

春うららのこの時期、沖縄の人たちは、当時、どんな気持ちで戦争の春を迎えたのだろう。
恩師、同期生の死を、どう受け止めたのだろうか。

デイゴの花a
 ○ 沖縄の4月は、デイゴの花ではじまる

沖縄は、これからデイゴの、赤い花が咲く季節。
1945年の4月も、希望あふれる時であったはずなのに・・・。

デイゴ
デイゴ(梯梧 Erythrina variegata)はマメ科の落葉高木。インド原産。春から初夏にかけて咲く赤い花が有名。沖縄県の県花でもある。デイコ、エリスリナともいう。海紅豆(かいこうず)が別名とされることが多いが、これは別種のアメリカデイゴ(鹿児島県の県木)のこと。落葉性とはいっても、冬に全木が落葉することはあまりなく、花が咲く枝が落葉する傾向がある。花は枝先に穂状に出る。葉は大きな幅の広い葉を3枚つける三出複葉で、クズの葉に似ている。木は太くなる。あまり高くならず、横に枝を張る傾向がある。公園や街路樹としてよく栽培されるが、根本や根からも芽が出るので、人家の庭に植えられることは少ない。材は柔らかく、加工しやすいため、漆器材料として使われる。琉球大学で学生が配っている合格電報の文面は“デイゴ咲く”。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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プロフィール

司祭 ヨハネ 橋本光明

Author:司祭 ヨハネ 橋本光明
 Rev.John M.Hashimoto
福島県福島市にある吾妻高原聖アンナ教会の牧師・司祭。
出身地は、福島県いわき市平。
1947年(昭和22年)3月生。
日本聖公会仙台基督教会(宮城県)、鶴岡聖公会(山形県)、米沢聖ヨハネ教会(山形県)、二本松聖マリヤ教会(福島県)、福島聖ステパノ教会(福島県)の牧師および管理牧師、福島聖愛幼稚園の園長として勤務。
挙式組数が、3000組を超え、朝、夕の祈りに、挙式者を覚え、ご家族のご健康と、幸せを祈る毎日です。
モットーは、キリストが、十字架の死を通して、自己犠牲と無償の愛を示された。その愛を、自らも実践し、キリストの愛を、一人でも多くの人に伝えたい。

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