蝉しぐれ

2013-08-21(Wed)
昨日、福島市に、激しい雨が降った。
浸水などの被害は出なかったが、1日で45mmの雨量が計測された。
新潟や秋田の被害を思うと、これくらいの雨は、我慢出来るが、
強い雨が降り続くと、被災地の被害状況を思い出し、怖くなる。

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今朝、その雨が上がり、真夏の日差しが戻った。
でも、昨日の雨のせいか、気温はそれほど上がらず、31.6℃(午後12時45分現在)。
湿度も、54%(午後12時46分現在)と、過ごし易い。
夏の光が戻ったので、それを待ち望んでいたかのように、セミたちが一斉に鳴いていた。

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「蝉しぐれ」といえば、藤沢周平の小説名だが、
「蝉時雨」と書けば、多くの蝉が一斉に鳴きたてる声を時雨の降る音に見立てた語となる。
今年の7月は寒く、セミの鳴き声をあまり聞かれなかった。
8月、梅雨が明けて、やっと、セミたちの出番が来た感じだ。
残り少なくなった夏を惜しむように、精一杯、セミたちは鳴き声を上げていた。
これらは、アブラゼミだ。

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と、その時、頭の上を一羽の鳥が飛んで行った。
その後、セミが羽ばたく音がした。
よく見ると、その鳥のくちばしに、セミが捕らえられていた。

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この鳥は、ヒヨドリだった(小鳥の森に確認済み)。
ヒヨドリは、果実や花の蜜を食べるが、繁殖期(5-9月)は果実に加え昆虫類も多く捕食するという。
ヒヨドリの生息分布は、ほぼ日本国内に限られているため、日本を訪れる海外のバードウォッチャーにとっては、日本で観察したい野鳥のひとつとなっている。

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セミたちは、気持ちよく鳴いているかと思いきや、天敵に囲まれているわけで、
自然の世界は、厳しい。
だからこそ、また、必死に鳴いているのかもしれない。
ミンミンゼミも、遠くで鳴いている。
梅雨明け前は、ヒグラシが鳴いていたが、今は聞かれない。

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どこを見ても、セミだらけだ。
しかも、近くに行っても逃げない。
手で掴めそうだった。

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アンナガーデンが、セミに乗っ取られたかと思うほどだ。
セミの鳴き声は、小さいときから、夏の強いイメージとして残っている。
今まで、色々な夏の思い出があるが、いつもそこに、セミがいたように思う。

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セミの鳴き声をBGMに、教会前で、結婚式の前撮りが行われていた。
9月挙式のお二人だが、きっと、記念写真を見ながら、セミの鳴き声を思い出すに違いない。

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プロフィール

司祭 ヨハネ 橋本光明

Author:司祭 ヨハネ 橋本光明
 Rev.John M.Hashimoto
福島県福島市にある吾妻高原聖アンナ教会の牧師・司祭。
出身地は、福島県いわき市平。
1947年(昭和22年)3月生。
日本聖公会仙台基督教会(宮城県)、鶴岡聖公会(山形県)、米沢聖ヨハネ教会(山形県)、二本松聖マリヤ教会(福島県)、福島聖ステパノ教会(福島県)の牧師および管理牧師、福島聖愛幼稚園の園長として勤務。
挙式組数が、3000組を超え、朝、夕の祈りに、挙式者を覚え、ご家族のご健康と、幸せを祈る毎日です。
モットーは、キリストが、十字架の死を通して、自己犠牲と無償の愛を示された。その愛を、自らも実践し、キリストの愛を、一人でも多くの人に伝えたい。

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