鳥に愛された館・茶座(ちゃざ)

2010-05-30(Sun)
アンナガーデンには、23の建物があり、それぞれ個性を発揮している。
それらは、職種、営業形態が違うだけでなく、建物の姿、位置が違うのに、周囲の景色と調和して、どれも違和感なく、収まっている。
観光客にとって、それがとても新鮮に映り、アンナガーデンの魅力となり、人気のある理由である。

みな同じ条件であるはずだが、不思議な現象が起きている。
美味しい紅茶と、手作りケーキ、それにランチメニューで評判の茶座が、それである。

茶座が出来て間もなく、建物の外壁に穴が開いた。
最初は、南側の、よく日の当るところだ。
それがあまりに、きれいに並んで、3,4個あったので、誰かから銃撃された跡かと思った。
そう言えば、アンナガーデン近くに、自衛隊の射撃場がある。
でも流れ弾が、ここまで届くはずもない。

よく調べると、それは、鳥が開けた穴であった。
鳥の巣なのである。
そう言えば、時々、「コココココ…」という、ドラミング音が、山々にこだましていた。

IMG_6418pd.jpg

茶座では、何度も、板張りの壁を張り替えるが、その度に、穴が開けられる。
アンナガーデンでは、茶座だけである。
それ程、鳥に好かれてしまった。
トタン板を張って防いでも、別なところに穴が開けられる。

今日、朝から、「ギャー、ギャー」と鳥が鳴くので、様子を見ると、茶座の北側の壁の穴から、雛が顔を出していた。
親鳥たちが、せっせと、餌を、交互に運んでいる。
その度に、雛が声をあげていたのだ。

IMG_6433pd.jpg

さて、この鳥は何でしょうか。
早速、小鳥の森に問い合わせた。

IMG_6429pd.jpg

私は、壁に穴を開けて住んでいる鳥なので、キツツキか、クマゲラかと想像したが、ちょっと、様子が違う。
少し、鳥に詳しくなってきた。
もしかして、これも、ムクドリかもしれない。
他の鳥が開けた穴に、間借りしている。
小鳥の森からの、連絡を待って、結論づけることとする。

IMG_6432pd.jpg

小鳥の森からメールが届いた。

「 写真、ありがとうございます。
写真の鳥はムクドリです。
前回写真を送って頂いた鳥と同じです。
子育ての真っ最中のようですね。数日のうちに巣立ちしそうです。
もしかすると、もう巣立ちしたでしょうか?

ムクドリは写真のような穴をあけることはほとんどありませんので、
推測ですが最初にキツツキの仲間のアオゲラが穴をあけ、そこにムクドリが
営巣している状況だと思います。

アオゲラが冬のねぐらとして利用し、春はムクドリが
子育てに利用、冬になると再びアオゲラが利用するという
繰り返しになっていると思われます」。

やはり、ムクドリだった。
少し、私も、小鳥について、分かりかけてきた。

人気ブログランキングへ
ここをクリックしてください 
プロフィール

司祭 ヨハネ 橋本光明

Author:司祭 ヨハネ 橋本光明
 Rev.John M.Hashimoto
福島県福島市にある吾妻高原聖アンナ教会の牧師・司祭。
出身地は、福島県いわき市平。
1947年(昭和22年)3月生。
日本聖公会仙台基督教会(宮城県)、鶴岡聖公会(山形県)、米沢聖ヨハネ教会(山形県)、二本松聖マリヤ教会(福島県)、福島聖ステパノ教会(福島県)の牧師および管理牧師、福島聖愛幼稚園の園長として勤務。
挙式組数が、3000組を超え、朝、夕の祈りに、挙式者を覚え、ご家族のご健康と、幸せを祈る毎日です。
モットーは、キリストが、十字架の死を通して、自己犠牲と無償の愛を示された。その愛を、自らも実践し、キリストの愛を、一人でも多くの人に伝えたい。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
カレンダー
04 | 2010/05 | 06
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード