FC2ブログ

高柴デコ屋敷の桜

2010-04-29(Thu)
三春の滝桜に感動した私は、駐車場で、遅い朝食を取った。
食事するのも忘れて、カメラを回していた。
車がどんどん、駐車場に入ってくる。
ほとんど県外の車で、愛媛、富士山、静岡、広島のナンバーが見られた。

時計を見ると、まだ、9時30分だった。
このまま帰るのはもったいないと、近くの桜を探索した。
どこを歩いても、この地区の桜は満開で、滝桜に負けないくらいの勢いで咲いていた。
名もない桜だけど、残雪の安達太良山と、終わりかけの梅、周りの景色に溶け込んで、美しかった。

IMG_3260a.jpg

「内出のサクラ」と案内があったので、見てきた。
樹齢220年とあり、シダレザクラで、ウバヒガンの一変種とあった。

IMG_3272a.jpg

畑の中に、姿勢のいい、一本のサクラが目に付いた。
まだ名が付いてない。
これから、もっともっと奇麗になりそうなので、「小町サクラ」と、命名した。

IMG_3273a.jpg

その近くに、張り子の民芸品で有名な、デコ屋敷がある。

デコ屋敷(でこやしき)
デコ屋敷は三春駒・三春張子の本当の発祥地です。どうしてこのような辺ぴな山里に人形屋敷が生まれたのかと申しますと、一説には今からざっと約三百年前、ある京都の方から来たものがこのデコ屋敷に住みつき当時貧しかったこの高柴の村人に副業として張子人形作りをおしえたのがそもそもの始まりだと伝えられているんです。
引用:デコの里 おいち茶屋 http://www.dekoyashiki.com/shop.html

デコ屋敷に咲いていた、満開の桜。
「天神夫婦桜」と書いてあった。
ちょっと小高い丘の上にあったが、空の青と、桜と、菜の花の素敵なコンビネーションだった。

IMG_3296ab_20100430060231.jpg

IMG_3287a.jpg

この日は、天気に恵まれ、桜三昧の一日だった。
満足、満足。

人気ブログランキングへ
ここをクリックしてください 

三春滝桜に謁見(えっけん)す!!(後篇)

2010-04-28(Wed)
たった一本の古木にすぎない桜の、
その魅力は、枝の張り具合に見られる、歴史を経た老練さと、それを卓越した美である。
そして、さらには、花の美しさである。
三春滝桜は、全体と、個々との調和ある美である。

IMG_2966a.jpg

花をよく見ると、ソメイヨシノとの違いがすぐ分かる。
花が、一つ一つ独立しておらず、まとまりがあるのだ。

IMG_3070a.jpg

小手毬 (こでまり)のように、花がまとまって咲いている。
それらが、花に厚みを増し、迫力を醸し出している。

IMG_3059a.jpg

それでいて、一つ一つの花は、小振りだ。
ソメイヨシノの半分くらい、小さい。
ピンク色は、それよりも濃い。

IMG_3011a.jpg

細く伸びた枝、一本一本の先端まで、可愛い花をつけている。
そこまでも届く、偉大な生命力。
大胆であり、かつ繊細さを見せつける。

IMG_3014a.jpg

そして、それらを支える、太い幹。
この幹を見ているだけで、いくら時間があっても飽きないほどの、インパクトだ。
幹の周りは、9.5メートルもある。

IMG_3052a.jpg


この滝桜の魅力は、一言で語れない。
見る人の人生と、滝桜が向かい合った時、自ずと感じるものがある。

IMG_3224a.jpg

黙して、滝桜の一点を見つめ、滝桜からの声に耳を傾けた。
小鳥のさえずりか、風か、車の流れか、聞こえる音の合間に、私にだけ聞こえる声があった。

人気ブログランキングへ
ここをクリックしてください 

三春滝桜に謁見(えっけん)す!!(前篇)

2010-04-27(Tue)
26日(月)、晴天に恵まれ、三春の滝桜に出かけた。
今まで、何度か、見に来たが、桜咲くとき、車が混み合うことを知って、滝桜だけ見ることができなかった。
今回、ブログに載せようと、覚悟して出かけた。

三春滝桜(みはるたきざくら)
三春滝桜とは、福島県田村郡三春町にある、樹齢1000年以上のベニシダレザクラ(紅枝垂桜)の古木である。「三春の滝桜」、または単に「滝桜」とも呼ばれる。毎年4月中・下旬に四方に広げた枝から薄紅の花が流れ落ちる滝のように咲き匂うことから、この名がある。天保の頃、加茂季鷹の詠歌によってその名を知られ、三春藩主の御用木として保護された。樹高は12m、根回りは11m、幹周りは9.5m、枝張りは東西22m、南北18m。
日本五大桜または三大巨桜の1つであり、1922年(大正11年)10月12日には2本の桜と共に国の天然記念物に指定された。1990年(平成2年)には「新日本名木100選」の名木ベスト10に選ばれ、桜の名所ランキングでは常に第1位の評価を得ている。
2005年(平成17年)1月の大雪で枝が十数本折れる被害に見舞われた。2008年(平成20年)から2009年(平成21年)にかけて、本桜を含む14種の花の種を国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」に8カ月半滞在させた後に地球へ戻し、無重力状態が発育に与える影響などを調べるという実験が行なわれた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

IMG_3090a.jpg

車が混まない時間を見て、午前7時に着いた。
20日が満開予定であったため、この日は、祭りが終わり、規制がなく、道路には、すでに何台もの路駐があった。
でも、駐車場に、余裕で入れ、ゆっくり、滝桜を観賞できた。
しかも、協力金一人300円の徴収も無く。

2度の雪に降られ、満開予定日が遅れ、ちょうど満開となった。
花がたわわに咲き誇り、これ以上の光景はないと思うほどに、圧倒された。

IMG_3093a.jpg

この滝桜は、花がない時でも、威厳に満ち、オーラを感じていた。
滝桜を「見る」と言うには、おこがましい。
私は、滝桜にお会いする気持ちで、謁見した。

IMG_3112a.jpg

滝桜を一周して気付いた。
滝桜は、ある一定の方向を向いて、咲いていた。
それは、南東、日が昇る方向である。
太陽を背にして滝桜を見ると、花が全ての枝を隠すように咲いている。

IMG_3142a.jpg

時計の逆回りに滝桜を一周すると、徐々に、枝の伸びようが見えてきた。
その枝は、尋常な枝の伸びではない。

IMG_3176a.jpg

森羅万象、1000年以上の歴史を見つめ、風雪に耐え、すべてを知り尽くしているほどの迫力だ。
そして、その姿に、厳父のイメージを重ねた。

IMG_3215a.jpg

花木のイメージは、その花の美しさから、女性をイメージする。
しかし、滝桜には、美しさを超え、生命の厳しい営みを通して、仙人のような神秘を漂わす。

IMG_3048a.jpg

美しくもあり、厳しくもあり、この滝桜に出会うものは、ただ心打たれて、へりくだる。
人は、それを神々しいといい、自分のはかない命を、滝桜の命に預け、一時の安寧を祈る。
日本一の滝桜と言わしめる所以が、ここにある。

IMG_2981a.jpg

願わくば、この滝桜が、我ら愚かな人間に、その姿を示し続け、
真実とは何か、真理とは何か、哲学する心を気付かせてくれんことを。
さらに願わくは、我ら、小さく、いかに、か弱いものであることを、悟らせてくれんことを。

人気ブログランキングへ
ここをクリックしてください 

プロフィール

司祭 ヨハネ 橋本光明

Author:司祭 ヨハネ 橋本光明
 Rev.John M.Hashimoto
福島県福島市にある吾妻高原聖アンナ教会の牧師・司祭。
出身地は、福島県いわき市平。
1947年(昭和22年)3月生。
日本聖公会仙台基督教会(宮城県)、鶴岡聖公会(山形県)、米沢聖ヨハネ教会(山形県)、二本松聖マリヤ教会(福島県)、福島聖ステパノ教会(福島県)の牧師および管理牧師、福島聖愛幼稚園の園長として勤務。
挙式組数が、3000組を超え、朝、夕の祈りに、挙式者を覚え、ご家族のご健康と、幸せを祈る毎日です。
モットーは、キリストが、十字架の死を通して、自己犠牲と無償の愛を示された。その愛を、自らも実践し、キリストの愛を、一人でも多くの人に伝えたい。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
カレンダー
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード